地域支部について

尚美学園大学「尚友会」は、支部活性化プロジェクトとして地域支部の立ち上げを推進しております。現在は、北海道支部、東北支部、東京支部、沖縄支部、新潟支部、そして今年度は埼玉総支部がスタートして、6支部が設置されました。
支部(地域)ごとに抱えている課題も違い、「つながり」や「絆」をしっかりと構築していくためには、各支部長さんの創意工夫ある発信力が大きく左右するものと考えています。
今後も、必要に応じて地域支部を設立していきたいと思っています(本部としては、最終的には10支部を目標としております)ので、各支部の情報提供をよろしくお願いします。

埼玉総支部(令和5年7月16日設立)

支部長和田山 友隆(短大6期)
事務局長和田山 理恵子(短大6期)

支部長挨拶

 支部長 和田山友隆

 小山内会長より初代総支部長を拝命致しました短大6期(1988年卒業)の和田山友隆と申します。
尚美学園大学の御膝下・埼玉で「尚友会」埼玉総支部が2023年からスタート致しました。
現在コロナ禍も一旦の終焉を迎え以前の風景が戻ってきたところではありますが、まだまだ予断を許さぬ状況が続いているご時世です。マスク着用、対人距離の保持などコロナ禍ならではの様々な規制が音楽を志す者にとってはかなり厳しい状況を強いる結果となり、その影響が今でも続いております。
一方で母校尚美学園は尚美音楽院を皮切りに短期大学開学、4年制大学に改組、音楽のみならず様々な学部学科を持つ総合大学へと進化し続けてきました。短期大学開学から数えて40有余年、4年制になってからも既に四半世紀が経とうとしております。卒業生におかれましても多方面多岐にわたってご活躍されており、そのご活躍を目にすることも少なくありません。
埼玉総支部はまだまだ産声をあげたばかりで様々な壁に当たりつつも尚友会本部からのアドバイスを受けながらのスタートとなりました。今後は大学や尚友会本部などとの連携を図りつつ組織の充実と発展に向けて邁進していく所存です。とはいえまだまだ繋がっている会員数も少なくまずは埼玉県在住者が対象ですがSNS発信による会員の発掘と連帯を試みており、事業としては独自企画はもちろん、本部企画を支援する形でイベントへの協力も行っていきます。
「まだ繋がってないよー」という方がいらっしゃいましたら是非とも御連絡を頂けたらと思います。
会員各位のご協力、ご鞭撻をどうぞよろしくお願い致します。

北海道支部(平成30年6月30日設立)

支部長菅原 征信(大学院2期・旭川市)
事務局長五島 明子(短大13期・函館市)

支部長挨拶

 支部長 菅原 征信

 平成30年度より尚美学園大学「尚友会」北海道支部支部長を拝命致しました大学院2期の菅原征信で御座います。
日本列島の中でも取り分け広い北海道支部。各地域に散り散りとなっている諸先輩、同級、後輩含めた母校の同朋と、尚友会を通じ交流を始め、早いもので2年目となりました。
各々が尚美学園での学びを昇華させ、現在従事する専門性の中で活躍している話等、同朋の現状を定例の報告会等でも聞き、皆が刺激を受け、学園の名と共に、更なる躍進を遂げる事と願います。
 さて、前述致しました通り支部の広大さから、まだまだ繋がることの出来ていない諸先輩、同級、後輩の皆様が多々おり、各地域の各尚友会員でネットワークを広げ意味のある組織の拡大と親交を進めていく事が第一の課題であると考えております。
第二の課題として、尚美学園においては多種多様なジャンルの学部から成る総合分野の学園です。私の学んできたジャンルは音楽であり、音楽分野の繋がりから同朋を繋げていく事が行えます。総合分野、スポーツ分野、ダンス分野等の繋がりがまだまだ稀薄であり、北海道支部の大きな成長には欠かせない事であり、現代ではS N S等繋がる為のツールは多く、そういった分野の活用も積極的に行い支部のネットワークを拡げて行きたく取り組んでおります。
 北海道支部としての最初の大きな主催事業企画としては、旭川市の代表的な音楽ホールであるクリスタルホールにて卒業生による声楽ガラコンサートを致します。近隣の学生達や、地域の皆様に学園を卒業後活躍している卒業生の演奏という形で、それぞれにメッセージを届けられればと企画致しました。第一回は音楽の企画ですが、前述通り多くの分野を育てる母校の他分野における企画も北海道支部として動いて参ります。
長くなりましたが、北海道支部として大学に社会に貢献できる様、取り組んで参ります。どうぞ、皆様のご理解とご支援をお願い致します。

菅原 征信(大学院2期)

東北支部(平成29年7月16日設立)

支部長武田 夏子(短大13期)
事務局長田中 聡(大学3期)

支部長挨拶

 私は沖縄生まれですが、現在宮城県に在住しております。卒業後、宮城県内で音楽の仕事を始めて今年で25年が経ちました。宮城県に移り住んだ際は友人もなく、卒業生の存在さえ分かりませんでした。尚友会立ち上げの際にお声がけを頂き、その会議で宮城県にも尚美の卒業生が多数活躍していることを知りました。様々な専攻で学び、現在音楽家として活躍している宮城県にゆかりのある先輩や後輩と共に2018年11月に「同窓生によるジョイントコンサート」を尚友会の助成金で開催。プロの演奏が聴けると評判で満席の中、演奏することが出来ました。
 私自身指導者として母校に多くの教え子を送り出し、卒業後もそれぞれが活躍していますが、コンサートでは教え子と共演でき、思い出話を挟みながら同じステージに立てたことは嬉しかったです。在学当時お世話になった先生方だけでなく、卒業生との「繋がり」を大切に考えて下さる尚美学園を卒業して本当に良かったと思っております。今後は東北に在住、または東北出身の卒業生との「繋がり」のお手伝いをさせて頂きながら、演奏活動の宣伝やサポート、交流が持てるよう機会を設けていきたいと思っております。また私のように結婚等で東北に移り住んだ方がいらっしゃったら、学部等関係なしに気軽にご連絡いただければ幸いです。

武田夏子 (尚美学園短期大学 音楽学部 声楽学科卒)

東京支部(平成31年1月12日設立)

支部長甲谷 亮介(大学9期)
事務局長皆川 純一(大学1期)

支部長挨拶

尚友会東京支部

 2019年度尚友会東京支部長を務めさせて頂きました甲谷亮介と申します。尚美学園大学2012年卒業の9期生です。学生時代は体育会サッカー部に所属しており、サッカーで成功することを夢見スポーツに打ち込んでおりました。
 昨年、私がこのOB会(以下尚友会)に参加させて頂き、支部長を御引き受けした理由もサッカー部への想いがあったからです。当時のサッカー部は、関東大学リーグ2部に所属しており、全国各地からレベルの高い選手たちが入学してくる関東圏内でも競合大学の一つでした。しかし、現在は埼玉県リーグで足踏みをしており関東大学リーグから遠ざかっております。OBとして関東大学リーグで華麗なパスワークをする「尚美サッカー」がまた観たいという想いがあり、OBとして何か出来ることはないかと考え、この尚友会へ参加させて頂きました。
 さて、支部の現状につきましては、昨年念願であった東京支部が立ち上がり、本格的に首都圏を中心に活動を始めた次第です。しかし、役員それぞれが初めての役回りということもあり、OBへのPRが思う様にいかず会員を集めることが出来ませんでした。来年度は今年1年間の活動を活かし、OBからの縦横の繋がりを更に強化するとともに、SNS等を使った声掛けなど幅広い年代へのPRに努めて参りたいと考えております。
 2020年は東京オリンピックが開催される記念すべき年です。大学としても大きな節目となりスポーツマネジメント学部が新たに開設されます。尚美学園大学の伝統である音楽・芸術にプラスαスポーツを融合した特色ある大学として、更なる発展を願い、尚友会としても知恵を絞り今後の大学発展に寄与して参りたく存じます。

北陸(新潟)支部(令和1年9月21日設立)

支部長橋本 健太郎(短大6期)
事務局長板倉 久徳(短大14 期)

支部長挨拶

 この度支部開設のご承認をいただきました、新潟支部(仮称)の橋本です。当初北陸支部とのことでしたが、北陸新幹線金沢延伸に伴うJR北陸本線の一部3セク化等で富山県、石川県、福井県への距離がより遠くなってしまい、今後は独立した新潟支部としての存続を望んでいるところでございます。
 私の住んでいる新潟市は、東京へ上越新幹線で約2時間、車でも4時間程度と都心への便も比較的良いエリアと言えますが、本州日本海側初の政令市新潟市エリアは近年の温暖化の影響で積雪も激減したものの、冬の上越国境はまだまだ冬将軍による交通事情の悪化も当たり前です。
さて、9月に少人数での会員でスタートした新潟支部ですが、今後は同窓生の会員を少しずつでも増やしていって、同窓会支部としての機能を高めていきたいと思っております。今後ともご支援、ご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。ほとんどの方が雪国新潟、スキー場のイメージが強いのかと思いますが、音楽の環境も捨てたものではなく、新潟市にはコンサートホール、劇場、能楽堂、スタジオ等の複合的な音楽施設「りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館」をはじめとし、キャパシティは525人とミディアムながらもスタインウエイ、ベーゼンドルファー、ヤマハのピアノが選べる「新潟市音楽文化会館」、大ホール1,730席を誇る「新潟県民会館」などがあり、著名なアーティストのコンサート、ライブも数多く興行されています。また、私の職場ではございますが、巷でうわさのA=444Hzで調律されたグランドピアノを有し50人程度のライブが開催できる木造のホールもございますので、何らかの機会がございましたら、是非新潟の各施設もご利用いただければ幸いです。

橋本 健太郎(短大6期)

沖縄支部(平成29年8月26日設立)

支部長真栄城 吉孝(短大6期)
事務局長島  祐太郎(大学6期)

支部長挨拶

尚友会沖縄支部

 はいさい。ぐすーよーちゅううがなびら(皆さんこんにちは)。うちなーぬ支部長、眞榮城吉孝やいびーん(沖縄県支部長の眞榮城吉孝です)、ゆたさるぐとぅうにげーさびら(よろしくおねがいします)。突然うちなーぐち(沖縄の言葉)でごあいさつさせて頂きました。皆さんお元気ですか!愛する我が母校尚美学園を卒業し、皆さんそれぞれの地で頑張られている事と思います。
 我が沖縄県は昔から尚美出身者が多く、特に学校教育の音楽分野では尚美が中核となって活躍しています。また以前は(かれこれ20年程昔・・・)毎年、尚美音楽祭という大きな音楽祭を開催して、尚美出身者が勤務する学校の吹奏楽部や合唱部の発表、卒業生の演奏披露の場を設けていました。しかし時と共に会員が職場や各組織のリーダー的立場になったり家庭を持つ等、公私とも多忙になるとやがて活動は停滞し、長い間休止の状態となっていました。そんな折、2年前に久保学長と尚友会小山内副会長が、わざわざ沖縄にお越し頂き、同窓会の大切さを改めて私たちに気づかせてもらい、昨年度再び同窓会の火が灯り始めました。
 現在沖縄の卒業生は優に100人は超えていると思いますが、その実態も充分つかめていませんが、短大卒業生を中心に40名程のLINEグループで会員同士が繋がり、同窓会や母校の情報共有が始まりました。そして今年度の総会は沖縄本島浦添市で開催しました。残念ながら当日は様々な行事ともかち合い、8名程度しか集まりませんでしたが、今後の活動方針を熱く語り合いました。
  今年度は2つの事業を計画しており、1つ目は人材育成を目指し、吹奏楽クリニックを計画していますが、残念ながら諸事情でまだ開催できていません。2つ目は最近尚美学園大学を卒業した、若い同窓生との意見交換会を今年度中に開催できるよう計画中です。
  尚美で学んだ数々の素晴らしい体験と同窓会のネットワークを、次の世代へ確実に繋げていけるよう、会員一同心を一つにして取り組んでいきたいと思います。
そして尚美学園大学で学ぶ若い皆さんと、全国各地の同窓生のご活躍を心から祈念致します。 まじゅん ちばいんどー! (みんなで頑張るぞー!)

真栄城 吉孝(短大6期)