この度、7月5日(土)に開催されたEnsemble Fossette/アンサンブルフォセットの演
奏会に、尚友会長としてご招待をいただき同仁教会に馳せ参じてきました。
客席も満員御礼で、昨年に引き続きハープとトロンボーンの響演は素晴らしいもので
した。
また今回は、尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科長の後藤文夫先生がトロンボー
ンで参加ということで注目度が高い演奏会となりました。音楽監督の山田裕治先生か
らは、後藤先生とは芸大時代の先輩後輩の中(山田先生が4年次の時に後藤先生が1年
次)で、ある会合で後藤先生がトロンボーンを吹けるということになり、今回の共演
が実現したそうです。巨匠2名の重厚なトロンボーンの響きを存分に味わうことがで
き、ハープの持っている圧倒的な存在感とその繊細で美しい音色は会場全体をやわら
かな雰囲気で包み込み、素晴らしい共演でした。
また、今回の演奏会の特筆すべき点は、尚美短大の卒業生を中心に、メンバーは現役
バリバリのプロから他の仕事について趣味で楽器を演奏する方まで様々、さらに尚美
学園大学と尚美ミュージックカレッジ専門学校の学生さんも出演して、これぞオール
尚美での取り組みだったことです。「尚美は一つ」という合言葉のもと、このような
取り組みが全国的に広がることを大いに期待しています。トロンボーンアンサンブル
の皆様お疲れ様でした。そして素晴らしい感動をありがとうございました。