尚美学園大学 卒業制作展を拝見して

このたび、2月12日(木)から2月15日(日)まで、東京芸術劇場 Gallery1・2(5F)にて開催された「SHOBI UNIVERSITY Selected Graduating Student Exhibition 2026 尚美学園大学 卒業制作展・大学院修了制作・在学生優秀作品展」を拝見してまいりました。
本展示は、尚美学園大学 芸術情報学部 情報表現学科および大学院情報表現専攻における学修・研究の集大成として開催されたものです。「音響・映像・照明」「CG・イラスト・アニメ」「美術・デザイン」「ゲーム・ゲームサウンド」「情報・アプリ」「SNS」など、芸術と情報を横断する多彩な分野における実践と研究成果が発表されていました。
会場では、卒業制作を中心とした展示発表に加え、実演・上映・フィールドワーク報告なども行われ、学部生・大学院生がこれまで取り組んできた研究と創作の成果を直接拝見することができました。いずれの作品からも、学生一人ひとりが真摯に課題と向き合い、自らの表現を追究してきた軌跡が感じられ、その熱意と完成度の高さに深い感銘を受けました。
当日は、情報表現学科長の石井満教授にご案内いただき、宮澤光造教授、里見慶准教授、土井直哉准教授にもご丁寧にご説明・アテンドを賜りました。各ブースでは学生自らが作品の意図や制作過程、技術的工夫、今後の展望について堂々と説明しており、その姿は大変頼もしく感じられました。
特に印象的であったのは、6つのコースを横断できる「クロスオーバー学習制」の成果です。分野の枠を越え、音響と映像、デザインと情報技術、ゲームと社会課題などを自在に組み合わせながら学びを深めている点に、本学ならではの教育の強みを実感いたしました。学生たちは縦横無尽に専門性を広げながら、自らの強みを磨き上げ、独自性あふれる作品へと結実させています。
今回の卒業制作展は、学生の成長の証であると同時に、本学の教育力と可能性を力強く示す場でもありました。今後も尚美学園大学が、芸術と情報の融合を通して新たな価値を創造し続けることを大いに期待しております。

会長記